メンズスキンケアをしっかり行う男性は、洗顔にもしっかり拘る傾向にありますが、多くの男性はメンズ洗顔料を使っていれば十分と考えがちです。
性別を指定していない一般的な洗顔料を使っていると、なぜメンズスキンケアにとってマイナス効果が出てしまうのか理由を知らなければ違いが分かりません。
では、メンズスキンケアならではの注意点として、どのようなてポイントがあるのでしょうか。
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メンズスキンケアに欠かせないメンズ洗顔料の特徴
男性の肌を女性と比較した時に、最も大きな違いは皮脂の分泌量が女性の2倍に達するという点です。
メンズスキンケアの大前提となるメンズ洗顔料の存在は、女性向けの洗顔料ではサッパリ感が出せないからだと思われています。
しかし、実際にメンズ洗顔料を使っていても、肌トラブルが発生している男性がいることを知れば見落としがあることに気づくはずです。
洗浄力の強さはアフターケアがある前提
メンズ洗顔料は、皮脂汚れを強力に落とすために界面活性剤として強いものが使われています。
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
上記の2種類については、高級アルコール系と呼ばれるシャンプーに入っている皮脂汚れを根こそぎ落とすための強い界面活性剤として注意しなければなりません。
男性の肌は水分量が少なく乾燥肌になりやすい
男性の肌は確かに皮脂の分泌量が多いですが、同時に肌に含まれる水分量が女性よりも少ない点に注意しなければなりません。
洗顔後に肌がつっぱる感じがしても、そのままタオルで拭いて化粧水すら塗布しない男性が珍しくないくらいです。
肌の乾燥を防ぐために更に皮脂の分泌量が増す結果となり、洗顔前よりも皮脂の分泌量が増えてしまうわけです。
洗顔後のケアが実は重要だった
過剰な皮脂の分泌は、更に肌トラブルを呼び起こす原因となりやすいので、洗顔後に保湿を行うことがメンズスキンケアでは鉄則となります。
女性ならば化粧水・美容液・乳液・クリームとステップを順番に踏んで保湿対策を行いますが、男性でしっかりできている人は珍しいです。
女性と同じ水準まで肌ケアを行えないならば、少なくとも化粧水と乳液が含まれたオールインワンタイプ化粧水を肌に含ませる程度は行いましょう。
皮脂を洗い流し過ぎない洗顔料を使おう
男性の肌がテカテカしやすくなる原因は、洗顔後の保湿ケアが不十分なために皮脂を過剰分泌して肌バリアを早期に形成しようとするためです。
洗浄力が強すぎる界面活性剤が含まれた洗顔料でゴシゴシ洗うよりも、アミノ酸系や皮脂除去力がマイルドなメンズ洗顔料を使う必要があります。
肌バリアを壊してしまわないようにするためには、以下の界面活性剤が含まれた洗顔料が望ましいです。
- ココイルグルタミン酸Na
- ココアンホ酢酸Na
化粧水と乳液まで使えれば洗顔後もつっぱらない
化粧水と乳液まで洗顔後にしっかり塗布して保湿を促せれば、肌の水分量が保持されるの洗顔後につっぱりを感じることはありません。
肌バリア機能を破るほどの強いメンズ洗顔料を避けて、マイルドな洗い上がりに留めた上で保湿をしっかり行うことが重要です。
化粧水に始まり乳液とクリームまで塗布できれば利用ですが、化粧水と乳液の成分が含まれたオールインワンタイプの保湿剤でも構いません。
どうしてもメンズ洗顔料として強い洗浄力を求めたいならば、保湿効果が期待出来る洗顔後のケアを前提とする必要があります。
そして、メンズ洗顔料には特定の成分を追加して、男性が抱えがちな肌トラブル対策を考慮した成分が含まれるタイプも登場しています。
マイルドな洗い上がりで保湿力が高い洗顔料を使い、洗顔後の保湿まで対策できていれば洗顔により肌トラブルを回避できるようになるはずです。
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